塔ノ岳といえば関東圏内では有名な丹沢山系の山の1つです。この塔ノ岳へとつづく「大倉尾根」という、通称「バカ尾根」と呼ばれて親しまれている登り一辺倒のルートがあります。
そんな「バカ尾根」をタイムトライアルして来ました。すごく可哀そうな名前の由来は、あまり見どころも変化もなく単純な登りが長く続くからバカ尾根と名付けられたそうです。でも、私はこの無心になって登れるこの登山道が結構好きなルートです。
また、特にコース終盤の花立山荘辺りからの眺めが最高にいいんです。ひたすら樹林帯のなかを登り抜けたあとのサプライズ的な絶景が感動的なのです。そして山頂からの大パノラマが待っているのです。登山口の大倉には駐車場も有り、バスも本数があり公共交通機関でのアクセスがいいし、トイレはとてもキレイに清掃され山のトイレのイメージじゃありません。
そのため土日はとても混みますので、タイムトライアルをするなら早朝など閑散期をお勧めします。コース全長は登り7キロ程で、通常の歩行タイムは登り約3時間半だそうです。ここを早い人だと70~80分で登り、プロトレイルランナーの石川弘樹さんは60分を切ったそうですよ。
そして私はというと、すごい調子の良い時で98分36秒でした。まだまだトレーニングが足りないですね。