ママチャリのブレーキシューを交換する事になり、100円ショップのダイソーで売っているブレーキシューを試してみることにしました。ダイソーでは「自転車 全天候ブレーキゴム」という商品名で販売されています。パッケージ裏面に記載がありますがこの商品は「WO型リム」専用品です。WO型リムとは、通称ママチャリとも呼ばれる軽快車やシティーサイクルなどの自転車は概ねこの規格です。心配な方はリムの刻印や自転車の取説を確認してくださいね。
ブレーキという安全性に関わる部品に100円ショップ商品を使うのは気が引けましたが、日本製という表記と裏面の100円ショップにしては丁寧な説明書に期待し、試しに購入してみました。
さっそくブレーキシューを取り出し詳細をレビューしたいと思います。ブレーキシューのゴム部分は上の写真のように白いゴムで出来ていて、硬さは指で押しても変形しないけど爪で押すと跡が付くくらいの硬さです。ブレーキシューのリムにあたる部分にはX字に溝が切られていて水はけを良くしているようですね。商品名にある “全天候” という表記のとおり、この深めの溝がある事で雨の日でも水はけ効果が向上しブレーキの効きを維持しているのでしょう。
そして少々気になったのがブレーキシューの長さが、パッケージ越しに見ていた時に標準品より短く感じていたことです。しかし実際には、元から自転車に付いていたブレーキシューと比較しても大きな差はありませんでした。比較のために古いブレーキシューと、今回購入したダイソーのブレーキシューを並べてみたのが上の写真です。個体差や元から取り付けてったブレーキシューにもよると思いますが、数ミリ程度ダイソーのブレーキシューが短かったです。
取付完了して試運転してみましたが、ブレーキ性能に関しては元から取りつけてあったブレーキシューと比べて特に劣る事はありませんでした。今回は晴天時の試運転のため雨天時はどうなのか、また寒冷時はどうなのか気になる所ですね。今後またレビューしていきたいと思います。ちなみに取り付けに関しては、よく見かけるメーカー製のブレーキシュー交換と何ら変わらず作業ができて、もちろん付属のナットやワッシャの品質も特に気になる事はありませんでした。