今回のお話しは、いわき市遠野町にある「滝富士」に4年ほど前の冬に訪れたときの記録になります。記憶をたどると確か2014年の12月あたりだったと思います。
「滝富士」は福島県いわき市の自然豊かな山あいにある遠野町滝地区にあります。 標高は306メートルと決して高くありませんが、本家の富士山のような荒々しさは無くとても優しく優美な山容で「ふるさと富士百名山」にも選定された名山です。地元では「親子孫の三代で登れる山」と言うくらい親しまれていて、登山道はよく整備され登山初心者でも登りやすい里山です。
登山口にある案内看板には、親子三代で楽しめる滝富士登山と書いてありました。
山頂には、ここから見える景色についての説明看板が設置されていました。天気が良ければ勿来や植田方面の街並みが見えるようですね。
山頂から下る途中で開けた場所があり、山々に囲まれたのどかな田園風景が楽しめました。
ちなみに、滝富士の西側には美しい渓谷の「龍神峡」という景勝地もあり、紅葉の時期は市内外からたくさんの人が訪れます。晩秋の真っ赤に染まったモミジを眺めながらのウォーキングは最高です。 そして、この「滝富士」のある遠野町は、手すき和紙や竹細工などの伝統工芸でも有名です。