富士山の吉田口登山道「馬返し」を散策

2020年11月8日

散策 寺社史跡 富士山

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今年中は閉鎖かと思っていた吉田口登山道ですが、中ノ茶屋~五合目までが2020年9月11日から通行止めが解除されていたので馬返し付近を散策してきました。
この場所は標高でいうと1450mほどで、麓よりひんやりと空気が冷たい。「馬返し」の名前の由来は、ここの場所までは道路が比較的整えられていた為に馬で来れました。しかしここからの登山道は傾斜がきつくなり、馬で登る事が出来ずここで引き返したことから「馬返し」と呼ばれるようになったそうです。
所々にこの場所の歴史を解説した案内看板が設置されています。
富士講関連の石碑や遺構も多くあり他の登山口と比べて、より歴史を感じる場所でした。
大きな石造鳥居の両脇には、合掌する猿の石像が祀られています。これは富士山にまつわる伝説の中で、富士山は庚申(こうきんのさる)の年に一晩で一瞬にして生まれたという言い伝えがあります。そのことから、猿は富士山の使徒として崇められ祀られるようになりました。
この馬返し一帯は深い樹林帯の中にあり、いろいろな種類の苔や植物が生えていて神秘的な雰囲気をより一層醸し出していました。


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著者:ねこ

読んでいただき ありがとうございます。 自然の中で過ごす事が大好きで、おもに登山やトレランやっています。体力維持のために自転車やランニングも気晴らし程度に楽しんでいます。 また、100円ショップやホームセンターなどを巡りアウトドアに流用できそうなアイデアを考える事も好きですね。さらに詳しくは⇒About us

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