数日前からCATEYE(キャットアイ)のサイクルコンピューターが、速度表示時に実際の速度より低く表示されてしまう症状が出ています。通勤等で毎日同じ道路を走っていると、同じ場所ならほぼ同じ速度のはずですなのが、いつもの半分ほどの速度しか表示しなくなりました。
ちなみにセンサーへ続く配線の断線を疑ったのですが… 配線の取り回しや被覆の損傷状況を確認しても異常は無く、走行距離の表示に異常も無かったのでセンサーからの信号は受け取っているようです。
そこでキャットアイのホームページ内で対処法を検索してみたのですが、有線式の「CC-RD200」で同じような症例は見つかりませんでした。ただし無線式のサイコンに関しては、以下のページに参考になりそうなQ&Aが掲載されています。
⇒速度を表示しない。異常な表示が出る。(無線式コンピュータ)【CATEYE】
CATEYEのサイトに書いてあったことは以下の4項目です。
- センサーの指示線とマグネットの中心がずれていませんか?
- センサーとマグネットの距離が離れていませんか?
- LEDヘッドライトなど電磁波が出るものが近くにありませんか?
- 電池が消耗していませんか?
無線式のモデルの話しなので関連性は低いと思いますが、当てはまることだけでも対処して検証してみたいと思います。とりあえず有線式でも関係ありそうな項目は①、②、④です。
①と②に関しては問題なく、センサーとマグネットの位置関係はズレていませんでした。④の電池が消耗しているかについては、コイン電池の電圧をテスターで測ってみることにしました。この「CC-RD200」には、3Vのリチウムコイン電池CR1620が使われています。※このサイコンは電池を外すとodo(積算走行距離)データを含め、メモリーがクリアーされます。
新品のリチウムコイン電池(CR1620)を購入し、交換前に新品の電池の電圧を計ってみると3.3Vありました。3.3Vから2.8Vに低下していたというと、ここに原因があったのかもしれませんね。このサイコン「CC-RD200」は電池交換の際に、メモリーはオールクリア―されてしまいます。交換後はタイヤ周長や時計設定、積算走行距離の再入力をして作業完了です。
さっそくいつものルートを走ってみたところ、正しい速度が表示されるようになりました。電池が消耗していたのが原因だったのか、電池交換によってサイコンがリセットされたことにより直ったのか分かりませんが無事に直ってよかったです。