梅雨の晴れ間に鎌倉アルプスを歩いて来ました。この時期の鎌倉ってアジサイばかりが有名ですが、里山に入るとアジサイに比べ少々地味ですが可愛らしい山野草のお花が見れました。今はちょうど「ホタルブクロ」と「ヤマユリ」が見頃でした。
ホタルブクロは花を下から覗き込むと濃いピンク色の斑点があり、外観からは想像が付かないほど艶やかなんですね。
この時期の鎌倉アルプスのハイキングコースはお花が美しいのですが、里山の草木は秋冬に比べ成長し、道にはみ出すように伸びてきています。半袖など肌が出ていると切り傷が出来たり、虫に刺されやすいので注意しましょう。
神奈川県の花であるヤマユリも見頃をむかえていました。
ヤマユリは写真のように1株から複数の花を付けている株も見かけました。そして驚く事にヤマユリは、種を蒔いてから花が咲くまでに5年間もかかるそうなのです。地元の方のお話しでは、1年目と2年目は葉っぱが一枚しかない弱々しい姿なんだと、おっしゃっていました。