7月の2日~3日にかけて降った大雨により、林道に土石が流入し通行止めとなっていた「戸川林道」が通行できるようになったので歩いて来ました。
戸川公園の風のつり橋を渡り、戸川林道に入ります。林道はしばらく舗装路で、キャンプ場を運営している滝沢園への分岐からは未舗装の砂利道になります。
砂利道を進み「丹沢大山国定公園」と書かれた大きなモニュメントの前を通過。ここまでは路面の酷い荒れなどは、特に見当たりませんでした。
林道の脇にはキツネノカミソリやウバユリが咲いていて、もう秋の始まりを感じさせてくれました。街中はまだまだ猛暑日なのに、里山でも早い所は早いですね。
「龍神の泉」手前の林道脇には、撤去された大量の土石が積み上げられていました。事前情報だと「龍神の泉」あたりが、土砂の流入が一番多かったようですね。
土砂に埋もれていた「龍神の泉」は、きれいに掘り出されて水場として利用可能な状態でした。
林道を先へと進むと、ガードレールが新しくなっているところがありました。おそらくここも土砂の流入や流出があったのでしょう。
さらに林道を進むと…。雉の雌が歩いていましたが、写真を撮ろうとしたら水無川方面へ勢いよく逃げて行ってしまいました。なんとか写真の中ほどに小さく映っています。
「作治小屋」の新館前を通過。そういえば、新館っていつできたのでしょうね。数十年前にもあったような無かったような…。
なんだかんだで「戸沢出合」にある駐車場への分岐点に到着です。今日も数台の車が止まっていました。
結局のところ「戸川林道」の状態は、前半は砂利道に多少の陥没などはありますが、乗用車でも問題なく通過できる程度でした。しかし後半部分に関しては砂利道の轍が深くえぐれている所や、大き目の尖った石が落ちている場所もあり、車のタイヤを通す所を考えて走らせないと車体を擦ってしまいます。また車高の低い車では通行できないと思います。
追記:2021年8月16日から再び通行止めになってしまいました。前日から続いた豪雨により「龍神の泉」から「戸沢出合」までの区間で、砂利道だった林道が雨水により浸食されて大きく抉れ通行できない状態です。