鎌倉市にある一升枡遺跡について

2022年2月25日

鎌倉エリア 寺社史跡

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鎌倉市の極楽寺エリアにある「長谷配水池」から続く、薄れゆく踏み跡と「一升枡遺跡」という所について少し書きたいと思います。以前、鎌倉エリアに詳しい知人に「長谷配水池」の前にある展望台の脇から尾根沿いに進む道があり、その先には「一升枡遺跡」という遺構があると、写真を交えながら教えてもらったことがあります。

長谷配水池から一升枡遺跡への踏み跡

その時に説明していた道が、この獣道のような道のことのようです。長谷配水池の施設を囲うフェンス沿いから、尾根筋の方へ道が付いているのが分かります。

一升枡遺跡へ続くヤブ道

うすい踏み跡の先はこのような感じで、笹ヤブが覆いかぶさりトンネルになっている場所もあるそうです。尾根筋にはある程度判別でき先駆者の踏み跡が残るものの、笹と下草のヤブに覆われていて、歩くのに苦戦するそうです。

一升枡遺跡にある平場

そしてしばらく数m程度の小さな登り下りをくり返しながら尾根道を進むと「一升枡遺跡」に着き、そこは主尾根と枝尾根の交点に位置していて、広く平らな広場になっているそうです。見せていただいた写真には確かに尾根道に突如として拓けた広場が確認できます。

ここは、どうやら鎌倉時代に西側の防衛ラインとして築かれたもので、いくつかの土塁や掘割などが見つかっていると聞きました。また、ここから南東に700mほどのところに位置する成就院の裏手に見える山には「五合桝遺跡」という遺構もあるようです。


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著者:ねこ

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