スプロケットリムーバーを自作してみました。

2022年11月12日

DIY 自転車ギア

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今回は、スプロケットといわれる自転車の後ろ側に付いている歯車を外すための工具である「スプロケットリムーバー」を自作しました。材料は余っていた建材用の補強金具と、使い古しのチェーンから作りました。作り方は簡単で補強金具の金属板を切り出し、所定の場所に穴を開けチェーンを固定しただけで出来上がりです。ちなみに、今回使用した補強金具の金属板は3mmの厚さで、使い古しのチェーンはシマノの「CN-HG40」です。

自作スプロケットリムーバーの寸法

金属板を切り出した際の寸法や穴あけの位置などは写真内に記載しています。チェーン取り付け用の穴は①番と②番に関しては、金属板のフチから5mmの位置にポンチを打ち4mmのドリルで穴をあけています。③番についても5mmの位置にあけていますが、ここはチェーンに引っ張る力が掛かるため金属板の厚さによってはもう少し幅をとった方が安全でしょう。

チェーンの取り付け穴の位置は、使用するチェーンの種類や新古によっても僅かに調整が必要です。チェーンを取り付けできなくなる事を防ぐために、油性ペンで仮にマーキングをしておいて、取り付け予定のチェーンを仮に当てがって位置を確認しておくと失敗する可能性を減らす事ができます。

自作したスプロケットリムーバー

チェーンを取り付けるとこの様な感じになり、外観に関しては市販されているスプロケットリムーバーと同じように作る事ができました。強度に関してはベースの金属板が建材用の補強金具を使って作っているのでスプロケットを固定する程度の力には負けないはずですが、市販されているスプロケットリムーバーおそらく工具用の金属を使っているはずなので、耐久性等に違いが現れるかもしれません。とりあえず形状については、スプロケットに装着してみたところ問題なく使えそうでしたので、次回スプロケット交換の際に使ってみたいと思います。

最後になりますが、スプロケットリムーバーという工具は一般的なグレードであれば数千円程度で購入できてしまう工具ですので、手間など考えるとあえて自作しなくても良いのですが使用頻度の少ない工具だったのと自作してみたいという興味で今回作ってしまいました。


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読んでいただき ありがとうございます。 自然の中で過ごす事が大好きで、おもに登山やトレランやっています。体力維持のために自転車やランニングも気晴らし程度に楽しんでいます。 また、100円ショップやホームセンターなどを巡りアウトドアに流用できそうなアイデアを考える事も好きですね。

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