【大山三峰】微かに残る紅葉の山を楽しむ

里山もすっかり冬景色に移行中のなか、わずかに残る紅葉を楽しみに大山三峰へ行ってきました。清川村の道の駅でトイレと補給をすまし煤ヶ谷の登山口まで車道を進みます。
登山道に入り畑の脇を抜け、谷沿いをトラバースするようにシングルトラックの静かな道が続きます。思ったより紅葉が残っていて良かった。
標高が上がるに従い広葉樹は葉を落とし眺望が良くなる。天気も良く伊勢原市街が一望できる。
やっと主尾根に乗る。地形図で確認しながら登っていたが思ったよりトラバース道が長かった。
これより痩せた尾根に入るためクサリ場や崩落地が多く気を引き締めて歩きます。
本格的なクサリ場を前に、皆さん杖を置いていくんですね…
杖代わりになっていたであろう木の枝が山になっています。
ようやく「大山三峰」に到着。
周囲は山頂感が少なく落葉樹で囲まれているため冬の落葉期だけが眺望がよい。
西側には丹沢山塊が見えもう一つの三峰「丹沢三峰」が見える。
丹沢三峰はヤセ尾根やクサリ場などの危険個所は無く、登りと下りを何度も繰り返えし忍耐の登山が味わえる。
ふるびた趣のある三角点。
「三角点」の書体が旧字なのがまたいい。
下山は不動尻キャンプ場跡経由で谷太郎沢沿いに下って無事下山。
清川の道の駅に着く頃には真っ暗でした。
現在、清川村役場とその前の駐車場にてイルミネーションが行われていました。