「Google AdSense」から次のような内容のお知らせがありました。「要注意 - 収益に重大な影響が出ないよう、ads.txt ファイルの問題を修正してください。」
という事で、いろいろ調べながら対処しました。一般的に「ads.txt」の “ads” とは “AUTHORIZED DIGITAL SELLERS” の略で、簡単にまとめるとサイトの広告枠の不正を防ぐためのしくみです。おもに次のようなメリットがあるそうです。
- 広告主側にとってのメリットは、ads.txtを確認し広告配信するので不正広告枠に対抗できる。
- サイト運営側にとってのメリットは、サイトのなりすましに対抗できる。
ちなみに、Bloggerには「カスタム ads.txt」という項目があり、簡単に設定できます。
では、実際にBloggerに設定してみましたので、手順を備忘録として残します。
- Bloggerのメインページ左に縦に表示されるツールーバーの「設定」項目を開く。
- 次に「検索設定」を開く。
- 次に「収益化」の項目に「カスタム ads.txt」があります。ここの余白に、ご自身の「AdSense」のサイトからダウンロードして開いたファイル内の文字列を貼り付けます。
クローラーに検出されるまで、ある程度の時間がかかるようなので気長に待ちます。
2020/01/21追記:「Google AdSense」の「ads.txt」についての通知が消えました。「カスタム ads.txt 」の設定をしてから1カ月以上たってようやく検出されたようですね。多くのbloggerユーザーが翌日から1週間ほどで通知が消えているなか、あまりに長い期間消えないので少々不安でしたがなんとか通知は消えました。おそらく、このサイトへのアクセス数が少なく広告のリクエストが少ない為に、クローラーによる検出に時間がかかったのではないかと推測します。
【今回設定した時の覚え書き】「カスタム ads.txt 」には「# ads.txt for ●●●.blogspot.com」などの注釈はいれず、ダウンロードした文字列のみ記載しました。