天園ハイキングコース十二所側入口近くにある謎の湧水

鎌倉の十二所という所にある「天園ハイキングコース十二所側入口」の程近くに不思議な湧水を見つけました。その場所は「十二所側入口」という天園ハイキングコースの入口でもあまり知られていないエリアで…天園ハイキングコースで東側からのアクセスと言うと瑞泉寺側の入口が有名で、ここの道はあまりハイカーに歩かれていなそうな場所に感じました。県道204号を十二所神社バス停付近から小川沿いに住宅街を北上したすぐの所に橋が架かり、その橋のすぐそばの法面から湧き出ていました。
湧水は竹の樋で集められ、道路に置かれた水鉢で受けられていました。誰かが湧水を使うために意図的に設置したものだと思いますが、湧水の名前や飲水の可否、水質検査標などの表記はまったく設置されていないので飲み水としては使えないのでしょう。気になったので「ストリートビュー」でこの場所を見てみたのですが2015年の映像では、ここに何もありませんでした。また何か分かったら追記したいと思います。
ちなみに鎌倉の十二所で有名な湧水と言えば「梶原太刀洗水」ですよね。
こちらは梶原景時が上総介広常を暗殺した際にその時刀に着いた血を洗ったされる事から太刀洗の水と言われ、小さな滝に竹の筒が架けられ水が流れています。こちらも飲むことはできないと思われます。