野山を走るスポーツのトレイルランニングやスカイランニングなどの違いについて

2020年1月13日

トレイルランニング

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野山の山道

数年前から野山を走るスポーツとしてトレイルランニングなどが少しづづですが、一般的にも知名度を得てきているように感じます。メディアなどでも紹介される機会が増えている事もあると思います。

私も登山から山に入り始めトレイルランニングをやり始めて数年と、まだまだ短いですが確実に以前に比べ競技人口が増えたように感じます。そしてここ最近は野山という自然の中を走る同じスポーツでも、いろいろな競技というのかジャンルというのでしょうか種類が増えて来ましたね。

私が聞いた事がある競技だけでも「トレイルランニング(トレラン)・スカイランニング(スカイラン)・クロスカントリーランニング(クロカン)・フェルランニング(フェルラン)・ヒルランニング(ヒルラン)」などありますが、他にも沢山ありそうですよね。

そこで、とりあえず現時点で調べてみて分かる範囲でまとめてみました。間違いもあるかもしれませんので、その時はご指摘いただければ嬉しいです。また走るだけでなく、色々な要素が加わる競技(オリエンテーリングやアドベンチャーレース、スパルタンなど)は、また別に機会にお話ししたいと思います。

トレイルランニング(通称:トレラン)

走る場所は里山や山岳地域でおもに水平方向へのランニングで距離も長いものが多いく、競技時間の長いものだと昼夜を通し仮眠を取りながら走る事もある。装備に関しては防寒着や食料、ファーストエイド、雨具、ライトなどを入れたバックパックを背負って走り、レースでも多くの必携品がルールで決められている。国際陸上競技連盟が主管するレースもあり陸上競技に分類されることが多い。

スカイランニング(通称:スカイ、スカラン)

走ると言うよりは駆け上がる(下る)と言う方がふさわしい競技でしょうか。標高2000m以上でのランニングと謳っていて、さらに多くの種目があり中には高層ビルなど野山でない所も走ります。トレランに比べ垂直方向の移動が多い。装備に関しては、レースでは運営側がサポートを充実させ最小限の装備のみで参加するが、個人山行ではトレランと同装備をするか安全で限定的なフィールドでのみ軽装で行う競技ですね。国際山岳連盟と協定があり山岳スポーツに分類される。

クロスカントリーランニング(通称:クロカン)

公園や競技場内などクロスカントリーコースと言われるところを走るので、陸上競技的要素がつよい。装備に関してもレースでは他の陸上競技と同じで何も持っていないが、個人活動の場合はランニングザックと言われる小さなザックに最低限の着替えや食料を入れて走る事もある。

フェルランニング(通称:フェルラン)

フェル(Fell)とはスコットランド地方で草原や荒野、丘などを意味し小さなアップダウンのある丘や草原を走るイギリス発祥の山岳ランニングでイギリスではトレランとほぼ同義。

ヒルランニング(通称:ヒルラン)

ニュージーランドの方から聞いたのが初めてでしたが、どうやら上記のフェルランニングとほぼ同じ意味の様でした。またスカイランニングのバーティカル種目のようにヒルクライムと言われる山頂に向けてタイムトライアルのような事も含む場合がある。

以上、調べてみたり詳しい方にお聞きした事から、現状ではこのような使い方をされているようですね。ただし明確な線引きは無く、あくまでレースであるならば開催する各団体の判断であり、個人の場は人それぞれ好みで使っているようにも感じます。レースなどで気になる方は、主催者にしっかりと確認してくださいね。


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読んでいただき ありがとうございます。 自然の中で過ごす事が大好きで、おもに登山やトレランやっています。体力維持のために自転車やランニングも気晴らし程度に楽しんでいます。 また、100円ショップやホームセンターなどを巡りアウトドアに流用できそうなアイデアを考える事も好きですね。

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