先日、海老名市の相模川流域について調べているときに、地図上に「厨二病庭園」という不思議な名前のお庭が表示されているのを発見しました。この名称が表示されたのは、海老名市上郷地区にある「有鹿神社」という神社の境内です。
とても気になったので、さっそく訪れてみる事にしました。「厨二病庭園」がある場所は、「有鹿神社」境内の中ほどに建つ社務所から北東の位置にあり、駐車スペースとなっているエリアの奥にありました。
庭園の様子はこのようになっていました。所感としては、「厨二病庭園」というネットスラングが入った名称から想像していたお庭のイメージと違い、色々な種類の植物を集めた洋風なナチュラルガーデンといった印象を持ちました。庭園に掲載されていた説明文によると、黒い植物を集めたお庭という事でした。
離れて見ると黒く見えない植物も展示されていたのですが、これは黒い葉の植物だけでなく、茎や花が黒い植物のほか黒い実を付ける植物も展示に含まれているからだそうです。また季節によっても黒さが変化するそうなので、今度近くを訪れた際には立ち寄ってみたいと思います。植物を植木鉢に植えているのは、おそらく冬季に霜に当たらないように移動するためだと推測します。
先ほどのユニークな庭園のほかにも「有鹿神社」の境内には、このようなどこかで見たような気持になれる駅名表示看板があったり、訪れた方が境内を巡るうちに、日ごろの緊張が和らぎ頬がゆるんで優しい気持ちになれる神社でした。