今まで愛用していた「シマノ」のウォーターボトルが割れて、水が漏れてくるようになってしまいました。割れたと言っても、写真のようにボトルの首の部分にわずかな亀裂が入っただけなのですが、ここから気温などによるボトルの内圧変化で水滴のように水が漏れてきてしまうのです。
もう何年も使っていたので経年劣化で樹脂の強度が落ちていたのでしょう。このボトルは登山にも利用していて、冬季は水が凍っていた事もありましたので、かなり過酷な使い方をしていた方だと思います。また、自転車で走行中に手から路面に滑り落ちた事も、一度や二度ではありませんでしたね。よくここまで壊れず活躍してくれたと思います。そんな経験から、次購入する時もシマノのウォーターボトルを購入しようと思っていましたが、残念なことに同じ製品を見つける事ができませんでした。
そこで、今回は外観がほとんど変わらない「PEARL IZUMI」のウォーターボトルを試しに購入してみました。ちなみに、今回はAmazonにてPEARL IZUMI サイクルボトルを購入しました。
届いたウォーターボトルのサイズは、測ってみたところ実測値で約210mm(全長)×75mm(外径)でしたので、今まで使っていたシマノのウォーターボトルと変わらなかったです。容量は「PEARL IZUMI」のサイトには600mlと記載されています。実際に600mlの水を入れてみると、ボトルのくびれた部分の上あたりまでの水位でした。
ボトルの口径もシマノとほぼ同じで約54mm(ボトル本体の上面開口部の内径)でした。ボトルのくびれている部分はこれより少し細いですが、このサイズならば一般的な冷蔵庫で作られた氷がそのまま入ります。
キャップおよびボトルネジ部に関しても、シマノのウォーターボトルと比べ大きな違いはありませんでした。
こうして「シマノ」のボトルと「PEARL IZUMI」のボトルを並べて比べてみても、外観上での大きな違いはボトル本体のロゴが違うくらいです。ただしプルトップ部分(引っ張ると水が出るようになる給水口)をよく見ると、素材に違いがあり、形状もわずかに違いがありました。
「シマノ」のプルトップ部分は、キャップ部分と同じような硬いプラスチック製でエンド部がテパーになっているものの滑面です。対して「PEARL IZUMI」のプルトップ部分は軟らかいゴム素材でリブ状の加工が施されていました。この違いが耐久性や使い心地にどのような違いが現れるのか、今後しばらく使いながら検証していきたいと思います。