先日、ワークマンに立ち寄ったときにランニングの時に使えそうな防寒ウェアーを購入しました。「REPAIR-TECH 前開きストレッチヤッケ」という商品名で販売されていて、見ためはよく見かけるウインドブレーカーと一緒の風を防ぐ防寒着です。カラーラインナップはモクグレー、モクブルー、モクイエロー、ブラックの4色です。今回はモクブルーという青系統の色を選択しました。ちなみに店舗ではコンパクトなパウチ(約22×15cm)に入って陳列されているため、見つけるのに少々苦戦してしまいました。まぁ、このくらい小さく収納できるという参考にはなりますね。
では、さっそく開封して細部を見ていきます。ウェアーを広げた全体写真を撮るのを忘れてしまいましたが、ワークマンの公式ページに掲載されているので、全体的なフォルムなどを見たい方はそちらを参考にしてみてください。
こちらは、フードと首回りのつくりです。前面のジッパーがわりと高い位置まで締められるのが特徴で、首周りから冷たい風が入るのを防いでくれます。また、ジッパーの金具がアゴ周りに当たって気にならないように生地で保護するデザインとなっていました。そして、フード部分はバンジーコードで絞れるようになっています。
こちらは、前面のジッパー部とポケット部分です。前面のジッパーは細かいコイルジップタイプが採用されて、しなやかで柔らかいためカラダを前屈しても違和感を感じませんでした。そして、ジッパーの内側には生地が下地として追加されているので、ジッパーの隙間を抜ける冷たい風をシャットアウトできます。ポケットに関しては、手を入れても余裕があるくらいのサイズとなっていて、ジッパーが付いているので入れたものが落ちる事を防いでくれます。
こちらは、袖部口部分のつくりです。バイアステープとゴムで絞るシンプルなつくりとなっていて、ベルクロなどで絞るタイプと比べ軽量化や速乾性に効果を発揮しそうです。
最後に、生地の内側と縫製などについてです。生地の内側はこのように外側とは違う色をしています。生地の内側はサラサラとして肌触りは軟らかく優しい感じでした。縫製については、フードと本体部分の継ぎ目には補強と肌触りのためでしょうか、テープ状の当て布が施されています。その他の部分の縫製に関しては、生地同士の接合のための縫製のほかにホツレ防止のロックミシンがかけられていました。そして、縫製全般的に丁寧できれいな仕上がりに感じました。
さっそく、これを着て数キロほどランニングをしてきた感想は、腕振り時の肩回りや腰の動きに窮屈さを感じる事は無く、かと言ってダボつく感じも無かったのでウェアーのフォルムには満足です。ランニング時の気になる汗抜けの良さについては、もう少し長い距離を走ってみないと分からないですが、防風の効果は十分にあり首元や前面ジッパーからの冷たい風をシャットアウトしてくれていました。