久しぶりに天気が良かったので南足柄方面へ出かけて、山間部方面をのんびりと散策してきました。
まず訪れたのは、天狗のお寺として有名な「大雄山最乗寺」です。箱根外輪山のひとつでもある明神ヶ岳の山麓に広がる雄大な山林に囲まれた荘厳なお寺です。境内はとても広く、風格のある建物が多くありました。
天狗のお寺として有名なため、大きな下駄から小さな下駄まで数多くの高下駄が奉納されていました。写真には写っていませんが、世界一大きな和合下駄といわれるビックリするほど大きな下駄が奉納されていていました。
大樹に囲まれた厳かな境内を山の方へ進んでいくと、さらに山奥へと続く階段が現れます。
なんとか写真に納まる程の長い石造りの階段が「最乗寺奥の院」へと続いています。せっかくなので、上まで登ってみたところ空気が澄んでいるためか思っていたよりも息苦しさを感じることが無く登りきる事ができました。
境内には巨樹や古木だけでなくコケやシダ類なども多く、この日はとてもめずらしい「カヤラン」という蘭類の花が可愛らしく咲いていました。
最乗寺につづいて訪れたのは金太郎伝説で有名な「夕日の滝」です。
滝壺のそばまで近づくと、水しぶきや流れ落ちる水の音で滝の雄大さを感じる事ができました。夏の暑い時期であれば、落石等に注意しながら水しぶきをたっぷりと浴びてみたいですね。