金時山への楽々ルートのひとつ足柄峠からのルートが、7月11日から12日の間に発生した崩落により登山できなくなっています。崩落個所は山頂の手前に架かる金属製の階段部分が崩落により損壊し通行できない状態になっているようです。ヤマレコに数件載っていたレコを見ましたが、アルミ製の階段がコンクリート製の土台の一部を残し、手摺は流され階段部分は土砂に埋まってしまっているように見えました。登山道と階段部分の修繕には、かなりの期間がかかりそうですね。
せめて仮設ルートの設置などが出来れば良いのですが… 金時山の北側斜面は地形的に急斜面なので困難なのかなぁ。南足柄市のページにも「復旧につきましては現在未定です」とあるので、しばらくはこの足柄峠側から登る事は出来ないんですね。もう一つの楽々登山ルートの金時隧道からの登山口(矢倉沢峠)も現在は林道工事中でアクセスできないし、金時山に登るには乙女峠か公時神社側からになりますね。
追記:金時隧道側から登るルート(矢倉沢峠)へのアクセスが林道工事の完了により2021年4月28日より通行可能となりました。さっそく開通した道路を通った時の記事はこちら(先月4月28日に開通した「箱根金太郎ライン」に行ってみました。)です。道幅が狭い場所が数ヵ所ありますが、隧道そばのパーキングは広くなり利便性が良くなっていました。金時山への登山ルートは足柄峠側が復旧するまでの間は、しばらくこちらの矢倉沢峠からが賑わいそうですね。