【Blogger】設定の「検索向け説明」とHTMLの「description項目」について

2021年12月16日

Blogger

※このブログはアフィリエイト広告を利用しています。

「Blogger」の検索ロボット向けの「meta description(メタ ディスクリプション)」が、どのようになっているのか調べてみました。まず分かった事は「Blogger」のユザー側が設定できるのは、ブログ自体の設定メニューにあるメタタグ項目内の「検索向け説明」と、各記事を投稿する際に設定する「検索向け説明」の2ヵ所です。

設定メニューにあるメタタグ項目内の「検索向け説明」は、スイッチをONにした後に項目内に「description」として表示させたい文章を入力します。ただし各記事ごとの「検索向け説明」を入力せずに、ここだけの設定を行うと全ての記事に同じ「description」が表示されてしまいます。これでは検索ロボットからマイナスの評価を受けてしまいSEO的にはよくありません。

しかし個別記事を投稿する際に、各記事ごとに「検索向け説明」を手入力で設定するのは手間がかかります。そこで色々試したとこころ、設定メニューにあるメタタグ項目と各記事を投稿する際に入力可能な「検索向け説明」の両方とも設定しなければ、自動的に記事内容の最初の文章が「description」として表示される事が分かりました。

さらにここからは細かいお話しになりますが、「Blogger」では「description」の表示には、2つのBlogger独自タグが出力に関わっている事が分かりました。2つのタグの≪data:blog.metaDescription≫をAとし、≪data:view.description.escaped≫をBとした場合に、冒頭に記載した「Blogger」で設定できる2ヵ所の「検索向け説明」の項目との関係性を調べた結果が次の通りでした。

記事ページでは次のような結果になりました。

  • 設定メニューにあるメタタグ項目をONにし入力した場合⇒記事の投稿設定にある検索向け説明に記載した場合は、AとBどちらにも投稿設定にある検索向け説明が出力される。しかし記事の投稿設定にある検索向け説明に記載しない場合は、Aには出力無しでBに設定メニューにあるメタタグ項目に記載した内容が出力される。
  • 設定メニューにあるメタタグ項目をOFFにした場合⇒記事の投稿設定にある検索向け説明への記載に関係なく、Aには出力がなくBには記事の最初の文章が出力される。

つづいてTOPページでは次のような結果になりました。

  • 設定メニューにあるメタタグ項目をONにし入力した場合⇒各記事の投稿設定にある検索向け説明に記載した場合でも、AとBどちらにも設定メニューにあるメタタグ項目に記載した内容が出力される。
  • 設定メニューにあるメタタグ項目をOFFにした場合⇒各記事の投稿設定にある検索向け説明に記載した場合でも、Aには出力がなくBにはブログの説明に記載した内容が出力される。

ちなみに2つの独自タグの使われ方として、≪data:blog.metaDescription≫タグについては「<meta content='ここに説明が入る' name='description'/>」などのように使われていました。次に≪data:view.description.escaped≫タグについては「<meta content='ここに説明が入る' property='og:description'/>」などのように使われていました。


このブログを書いてる人

プロフィールアイコン
著者:ねこ

読んでいただき ありがとうございます。 自然の中で過ごす事が大好きで、おもに登山やトレランやっています。体力維持のために自転車やランニングも気晴らし程度に楽しんでいます。 また、100円ショップやホームセンターなどを巡りアウトドアに流用できそうなアイデアを考える事も好きですね。さらに詳しくは⇒About us

ブログ アーカイブ

QooQ