大山の南斜面にある作業用モノレールが敷設された尾根を散策

2021年1月4日

バリエーションルート 大山 丹沢エリア

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以前ヤマレコで見つけてから、ずっと気になっていた大山の枝尾根に行ってみました。その場所は大山の南斜面にあり、二重滝付近から大山表登山道の富士見台手前まで続く尾根です。その尾根には尾根筋に沿うように荷物運搬用と思われる作業用モノレールが敷設されてています。このモノレール自体はずっと下の大山寺の上にある阿夫利林道の終点である阿夫利隧道付近から荷揚げのために設置されたものだろう。このモノレールは林道終点から阿夫利神社までの下部モノレールと、神社から山頂までの上部モノレールに分かれています。
今回は上部モノレールがある尾根筋を下山方向で散策してきました。
尾根への取り付きが分からなかったので、ここ富士見台(大山表参道20丁目)からモノレールのレールが見え、近辺にいくつかある踏み跡を辿りながら入っていく事にしました。
山の斜面に敷設されたモノレールを頼りに尾根筋まで歩きます。冬は落ち葉が多く歩いていて気持ちが良いですが、夏は蛭が大量に居そうなのでこのルートは冬季限定ですね。
所々に距離表示がありますが、何処を起点とした距離なのでしょう!? きっと標高ではなく下社からの距離かと思います。
モノレールと並走してNTTのケーブルも設置されていました。
この尾根はあまり人が入らないためか大樹が多く、苔やシダ類もイキイキとしています。本来の大山らしい植生や風景が楽しめる散策となりました。

尾根はピーク近くはなだらかで、下がるに従いだんだん広くなり迷いやすいので地図読みが必要になります。モノレール沿いに下って行ってしまうと、最後は急な斜面になり沢筋に出てしまうので、頃合いを見て東寄りに移動した方が良いですが、尾根からズレ過ぎてしまうと二重滝方面に向かってしまい危険です。この尾根は初回は登りで行くことをお勧めします。下る方は地形図を良く読みながら下ってみてくださいね。


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著者:ねこ

読んでいただき ありがとうございます。 自然の中で過ごす事が大好きで、おもに登山やトレランやっています。体力維持のために自転車やランニングも気晴らし程度に楽しんでいます。 また、100円ショップやホームセンターなどを巡りアウトドアに流用できそうなアイデアを考える事も好きですね。さらに詳しくは⇒About us

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