一人で箱根駅伝と同じコースを走る「ひとり箱根駅伝」というのをやってみました。本来は1区から5区まで通しで走るのがセオリーのようですが、私の走力では厳しいので区間ごとに分割して走りました。
今回は、箱根駅伝の「2区」を走ってみました。スタートは鶴見中継所となりますので、電車でアクセスするのであれば、京急本線の鶴見市場駅が近いです。駅から海側に歩いていくと15号線に出ます、すると左手に歩道橋がありその近くが鶴見中継所になっています。
「鶴見中継所」は、駅伝選手がタスキを渡すこの銅像が目印です。台座には「明日へ走る」と刻まれていて、なんだか熱くなるステキな言葉ですね。
台座にはめ込まれた銘板には、鶴見区制70周年を記念して作られたと書いてあります。そして、中継所をスタートしてすぐに鶴見川を渡ります。2kmほど走るとひと昔前にタイムスリップしたような駅があります。
JRの「国道駅」です。ここはよくテレビの撮影などでも使われるほどインパクトのある場所ですから、足を止めて立ち寄ることをお勧めします。それにしても駅名の「JR国道駅」は国道に近いからでしょうかね。
薄暗い駅舎というかガード下の中に入ると、昭和のドラマに使われるロケ地のような風景が広がっています。ここだけ時間が止まっているような錯覚をおぼえます。今後もこのまま改装せずに残してほしいですね。
その後も横浜駅方面へひたすら走ると、またもやレトロな建物がありました。屋根から煙突が出ていることから銭湯でしょうね。横浜駅に近づくにつれて、交通量も増していき空気が悪いですね。少しだけ寄り道して「みなとみらい」の景色を見てリフレッシュし、先へ進みます。高島町を過ぎてからは、旧東海道に入り保土ヶ谷を目指します。
そして保土ヶ谷名物の「道中いなり」の前です。 以前もお店の前を通ったことあるのですが、急いでいたため食べられませんでした。そして今回は、走っていた為かあまり食欲がなく通過です。また次回ここを通ったら必ず食べようと思います。ここを過ぎしばらく進むと、駅伝でも有名な権太坂が現れるので、その前に補給をしておきたいタイミングではあります。ちなみに、コンビニは数件ありました。
権太坂を過ぎ平戸を越えると横浜新道の入り口が見えます。駅伝選手達は横浜新道に入りますが、一般歩行者は入る事ができないので戸塚駅の方へトラバースし、長後街道と横浜新道の立体交差の付近から横浜新道の歩道に入り駅伝のコースに復帰しそのまま進みます。危険なので横浜新道の車道へは入らないでくださいね。
そして、しばらく進み戸塚警察署の前を通過すると、そのすぐ先が戸塚中継所です。もう、すっかり暗くなってしまいました。
この「2区」コースを走ってみて思ったのは、選手たちにとっては権太坂がキーなのではないでしょうか。「ひとり箱根駅伝」の場合の難関は、横浜新道の歩道が無く迂回しなくてはならない区間を、どの道で迂回するかのルート選定でしょうね。