今回はカシミール3Dというソフトを使用して国土地理院の地形図を印刷します。
国土地理院の地形図は「山と高原地図」のように登山ルートやコースタイム、水場などのガイド表記が有りませんが、等高線が分かりやすく、沢や谷、山の形を把握しやすいです。慣れてくるとこちらの方をメインにし、水場情報などは「山と高原地図」から得るという使い方の方が使いやすいと思います。
※国土地理院の地図は利用規約があるので、規約の範囲内で使用してください。
詳しくはこちらのページを参照してくださいね。
- カシミール3Dで印刷したい地図の範囲を表示。
- [編集]メニューから「選択範囲を決める」を選び範囲指定する(のち再設定するのでこの段階では適当に)
- [ファイル]メニューの「印刷」→「選択範囲を印刷」を選ぶ。
- [印刷設定]が開くので、【縮尺を指定して印刷】から好みの縮尺を選ぶ。(個人的にはA4に印刷する場合は1:25000がお勧めです) そして【1項に入るように範囲を調整する】にチェックを入れる。
- その後「範囲指定し直す」ボタンを押すと、1枚に印刷できる範囲が赤色斜線の範囲で示されます。(1:25000でA4に1枚を印刷など)
- この赤色斜線の範囲をドラック&ドロップで印刷したい位置へ移動する。※赤色斜線ボックスの外枠を触ると“4,”で調整した範囲が変わってしまうので触らない。
- 地図のズームレベルを15~17に上げておく(地図の右横の縦長のカラーバーで調整可能)
- もう一度“3,”の動作をし[印刷設定画面]を開き、「プリンター設定」ボタンでプリンターの設定をする(印刷クオリティーは高い方が良い)
- [印刷設定画面]にもどり「次へ」ボタンを押す。
- 磁北線や経線関係の設定画面が表示されます。設定後、次へボタンを押す。
- [印刷オプションを選択してください]画面になるので、【自動的に最適な解像度の地図に切り替えて印刷する】のチェックを外す。
- 「印刷開始」ボタンを押すと印刷工程が開始しますが、初めはネットから地図データーの取得が始まります。何度かダウンロードしたのちに印刷が始まります。